2010年1月頃、システムエンジニアからフリーランスの実務翻訳者へ転向。 翻訳者として日々出会うであろう、お仕事・生活・人・手続き・幸せ・苦労・雑感などを、 一歩一歩記録していくブログです。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Idiom の Tips
2011年02月25日 (金) | 編集 |
翻訳ツールの世界は Trados が主流なのですが、
ここ 1 ヶ月はなぜか、ほぼ Idiom Worldserver を使用しています。

ソースクライアント 2 社さんで使用しているのですが、
このところその 2 社さんの仕事が集中しているので。

Desktop Workbench という翻訳者向けエディションは
無料で配布されている、翻訳者にとって涙が出るほど嬉しいツールです。
(その分機能も限定的ですが)

最近色々とわかってきた使い方について、簡単にまとめておこうと
思います。

■ 自動プロパゲート機能

同じファイル内に同じ内容のセグメントが繰り返されている場合に、
1 つを確定したらその訳文が全部のセグメントに反映される機能です。
(SDLX でのオレンジのセグメントのようなもの)

これまで、この機能はこのツールにないと思いこんでいました(汗
というのは、最初の翻訳会社さんの Idiom ガイドには、なぜか
この機能について全く言及されていないからだったのですが・・
本当、人任せではいけませんね (^^;;;;


【手順】
-------------------
1. プロジェクト > 繰り返しセグメントの検出... をクリック。
(この手順を実行しなくても、既に検出されている場合もあり)

2. 繰り返しの多そうなアセットを開いて、右上のフィルタドロップダウンで
「繰り返し(初出および初出以外)」を選択して確認

繰り返しセグメントについて、以下の 2 種類のセグメントが表示される
A. 左側が黒い四角:プロパゲート元となる初出セグメント。
B. 左側が斜線の四角:プロパゲート先となる初出以外セグメント。

3. 繰り返しセグメントでは、A "のみ" を訳出するのがポイント。
B を更新してしまうと、その後はプロパゲートされなくなってしまう。

4. A を更新後、「Ctrl + 下矢印」を押す
→ TM 登録、翻訳の状態変更(「校閲済み」など)、プロパゲートが
同時に行われる
-------------------

3. で B を更新してしまった場合
→ そのセグメントを右クリックして、「セグメントの状態のリセット」

4. の「Ctrl + 下矢印」の動作は、「オプション > 環境」で設定可能


これで、繰り返しの多い文書の作業が楽になるはず!


■ 複数の TM の構成

TM を追加したい場合は、「プロジェクト > 構成 > データベース」。


■ Idiom への感想

・繰り返しセグメントの訳出方法がわかれば、かなり使いやすい。
特に「アセット」という形で、1 つの翻訳ファイルに複数のファイルが
含まれていて、繰り返し検出を含めて全体的に作業ができる点が
Trados よりも使いやすい気がします。

・ファイル自動保存が嬉しい。

・「翻訳メモリの検索」(訳語検索)がやや弱い。
この機能に関しては、SDLX の F7 や Trados Translator's Workbench の F3 の
方がかなり優れているのではと思います。

・大きなファイルでは本当によく落ちる。ファイルが壊れたことはないですが・・。


また何か気が付いたら、記していこうと思います。

スポンサーサイト
テーマ:SOHO・在宅ワーク
ジャンル:ビジネス
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。