2010年1月頃、システムエンジニアからフリーランスの実務翻訳者へ転向。 翻訳者として日々出会うであろう、お仕事・生活・人・手続き・幸せ・苦労・雑感などを、 一歩一歩記録していくブログです。
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英訳 - 所感
2010年06月17日 (木) | 編集 |
先週から今週始めにかけて、英訳案件が 2 つありました。
偶然にもそれぞれ違う会社さんから。
普段はほぼ和訳案件のため新鮮でした。

案件は次のようなもの。
・システム仕様書(元は Excel。Trados TagEditor 使用)
・ソフトウェアの英訳ローカライズ(ローカライズツール使用)

1 つ目の翻訳案件では、まず、普段の和訳の単価と比較して
提示された単価が妥当なのかどうかわからない(^^;;;
翻訳系の雑誌や Web を調べて「やや低いかな、どうだろう」
と思ったけれども・・・、

とりあえず英訳はその会社さんでは初ということで、比較的
大規模だったこともあり、えいやっでお受けしました。

仕様書自体は SE 時代に見慣れているということもあり、
思っていたよりも下訳がサクサク進みました。
定型的な表現は普段の和訳案件で使用している、ソフトウェ
アマニュアルなどの英文を参照しました。
(このあたりは、英日・日英の両方を取り組むことで、少しずつ
相乗効果が生まれていくところなのかなと思います。)

ただ、レビュー時に問題が。
日本語の仕様書は特に主語が省略されることが多いなぁと
今回思ったのですが、
英文の「主語がしっくりこない」場合に、全体をごっそりと
書き直す必要がありました。

主語を you にするのか、you 以外でも人主語ありに
するのか(その場合は仕様書なので user などにするのか)
無生物主体にするのか・・、このあたりの方針がバラバラだと、
仕様書全体の統一感がなくなりました。

最終的には次のような方針にしました。
・システムが主語の場合⇒「当システムは」
・人主語の場合⇒一般的に「users, a user」その他適宜具体化


さらに、この案件では Excel と TagEditor 形式ファイル(ttx)
との変換に苦労しました。(英訳とは関係ないですが)

最初手元で Excel を読み込むとエラーが発生し(前々回ブログ参照)、
翻訳会社さんで調査してもらい、ttx に変換していただいて作業。
最終レビューのために再度「訳文を生成」で Excel を作成しよう
とすると、またエラーが・・・(涙

タグを消したりしてしまったか?と焦ったものの、
元の ttx を何も編集せずに「訳文を生成」しても同様の結果だった
ため、「元からおかしいな・・」と気づいたのでした。

結局、翻訳会社さんで他のファイルでも同様のことが起きていた
そうで、ttx のみを納品することになりました。
Excel でスペルチェックできないので、かなり無理やり翻訳文を
Word にコピーして、スペルチェックを流しました。


ローカライズの案件で思ったことは次の 3 つ。

・UI で使用する文字列は、英訳すると長くなりがちなのだが、
領域が限られているためコンパクトにする必要がある。それが難しい。

・マイクロソフトランゲージポータルを「日本語⇒英語」に設定すると
かなり役に立つ。特に、OS が出すエラーメッセージはそのまま使用
できることが多かった。

(なぜ OS が出すエラーメッセージをアプリが持っているのかは謎・・。
エラーメッセージを格納したヘッダーファイルをアプリが取り込んでいて、
それをローカライズツールが検知しているのかな・・)

・独自のソフトウェアを海外に展開しようとする日本のベンダが
いることが頼もしい。


長くなってしまいました。
明日からは 2 泊 3 日の小旅行に行ってきます!
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