2010年1月頃、システムエンジニアからフリーランスの実務翻訳者へ転向。 翻訳者として日々出会うであろう、お仕事・生活・人・手続き・幸せ・苦労・雑感などを、 一歩一歩記録していくブログです。
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効率のいいお仕事、そうでないお仕事
2010年04月22日 (木) | 編集 |
当たり前ですが案件によってかなり仕事のペースが変わります。
案件ごとの情報を記録している作業表を見ながら、時給ベースで
いくらくらいの作業だったのかを簡単に計算して、

目標の時給と比較して高いか低いかで、効率がいいかどうかの
概要を把握しています。
あまり深く突っ込んで分析はしていませんが・・

ちょっとカテゴリわけしてみると、だいたい次のようなパターン
が見えてきたかなと思います。
※ 上から順に、時給ベースにすると効率がいいもの

(高)  単なるドキュメント作成に近いもの
(中~高)一般的な IT 系のマニュアル翻訳
(低)  マーケティング要素の強い翻訳
(低)  動画翻訳などの形式が特殊な翻訳


■ 単なるドキュメント作成に近いもの

翻訳という名のドキュメント作成。

・マニュアルの文章はほとんど変わっていないけれども、参照先などの
 定型表現が大量に追加されているもの。

・翻訳ツールの文節分けを適切に設定し直すとメモリとの一致率がほぼ
 すべて 100 % 近くになるもの。

・Google 検索ワードの翻訳(ほとんど地名と固有名詞の繰り返し)

などがこれまでありました。

あれ?私翻訳者だったっけ?と思いつつも、ドキュメンテーションも
重要な役割だと自分に言い聞かせ、サクサク作業を進めます。
(しかし翻訳ツールがなければサクサクとはいかなかっただろう)


■ 一般的な IT 系のマニュアル翻訳

現在いただいているお仕事の大部分を占める翻訳です。
慣れている製品か初めての製品か、UI 寄りか否か、スタイルの
厳しさはどれくらいかなどの要因で、多少効率が前後しますが、
自分にとって一番ペースが読める翻訳ですね。

リリースノートなどの比較的文脈の読み込みが少なくて済む
文書は、サクサク進みます。

対して、通常のマニュアルの差分翻訳で、特に一部分ずつが
ポツポツ追加されているような場合は、前後の読み込みや全体の
統一に時間がかかるため、効率は少し下がるかな、という感触です。


■ マーケティング要素の強い翻訳

時間がかかるのが、マーケティング要素の強い文書です。
IT に関係のない、メーカーさんや金融会社さんの Web 翻訳
などが当てはまります。

英文の読み込みは内容が面白いのでさらっと通すことができ、
広い層をターゲットとしていることが多いのであまり難しい
内容もなく、下訳は比較的早く終わって一瞬できた気分に
なるけれども・・・その後の推敲に時間がかかるのが特徴です。

本日 AM にほぼ徹夜した金融系の Web 翻訳案件は、
「推敲は 3 時間で終わるかな」
と思っていたところ、実に 6 時間かかりました。
見積もりが甘すぎた(汗

時間はかかりますが、翻訳をしていて一番面白いと感じる分野
です。

マーケティングとは少し異なりますが、書籍や Web 記事翻訳も
表現の推敲にかなりの時間が求められますね。
さらに、技術的に深い内容が多く、内容自体がマーケティング
分野よりも難しくなることが多いです。

本来はこちらの「表現+深い内容理解」の方向を求めていきたい、
さらっと洗練された日本語で翻訳できるようになりたいのですが、
まだまだまだまだ勉強が必要です。


■ 動画翻訳などの形式が特殊な翻訳

やはりイレギュラーな対応が求められる翻訳は、気を使いますし
分からないことも多いので時間がかかりますね。
これは仕方がないと思います。

お仕事をいただければ、自分の幅を広げるというモチベーションで
時間をかけてでもやるべきだと思っています。


というわけで、マーケティング関連文書はこれからも気を付けて
作業量を見積もろうと思います。
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テーマ:SOHO・在宅ワーク
ジャンル:ビジネス
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